Pages

2010年10月20日水曜日

デザインケータイ最終形? X-RAYそしてG11

自虐的な「日本=ガラパゴス論」の3年の間に、かつては世界一の進化を謳っていた日本の「ケータイ」は「ガラケー」などと蔑まれるようになった。携帯電話キャリアは各社一斉にケータイからスマートフォンへと主軸をシフトさせた。
そして、auから登場したIS03を皮切りに、FeliCaやワンセグ、赤外線などこれまでのケータイの利点とスマートフォンの利点を融合させたスマートフォンが登場。日本のケータイ文化はスマートフォンに移植され、第2ステージへと向かおうとしている。

そんな中、iidaブランドとして今回発表したX-RAYとG11は、スマートフォンでなく、今まで通りのケータイ、フィーチャーフォン。X-RAYは2つ折り、G11はスライドと、機構的にも典型的なケータイの姿だ。「デザインケータイ」というジャンルを生んだau design projectが2001年にスタートとしてからもうすぐ10年。iidaへと受け継がれたそのスピリットは、この2機種を持って一つの頂点、極みに達したのではないかと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿