「 LLOVE 302号室 “うもれる” 永山祐子」 ー植物そして足裏の記憶ー
泊まることも可能なホテル型展覧会LLOVEが面白い。中でも永山祐子さんの手がけた302号室が素晴らしい。
玉砂利に埋もれた部屋に植物が庭にあるかのように生えてる。腰ぐらいまである玉砂利の高さまで登り、玉砂利を裸足で踏みしめつつ、植物をかわしつつ、ちょっと不安定な感じで部屋の中を歩く。
開催初日、302号室にいた永山さんから直接この部屋のコンセプトを聞く。私たちに合わせてくれる部屋でなく、私たちが合わせていく部屋。なるほど。
302号室を出た後、足の裏に玉砂利の心地良い記憶が残っていることに気づく。それはしばらく続いて、なんだか得した気分になった。
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