iida Exhibition 2010 Summer: Art Editions 2010
前衛芸術家・草間彌生さんによる第一弾に続く今回のアートエディションは、彫刻家・名和晃平さん、そしてフラワーアーティスト・東信さんにお願いした。今回発表する作品は、ケータイとしての販売は決まっていないプロトタイプであるが、同時に、完成されたアート作品でもある。
いつも一緒にいるケータイを徹底的に自分好みに仕立て上げるのがいわゆる「デコ電」。ラインストーンなどでケータイを埋め尽くして、自分だけの1台に。マスプロダクトであるケータイは、こうしてユーザーの創造的行為により一品モノに生まれ変わる。人とケータイが共有している時間はどんなプロダクトよりも長いから、ケータイは、どんなプロダクトよりも自分だけのオリジナルにしたいという気持ちを引き起こす存在なのだ。愛おしい存在。愛はとこしえ。
アートエディションはアーティストによるいわば究極の「デコ電」だ。ケータイという大量生産品、マスプロダクトが、アーティストという「個」の力により変容する。アーティストの手によって「マス」から限りなく「個」に近い存在へと生まれ変わったケータイであるアートエディション。それはプロダクトデザインとは別次元の審美性で、私たちの心を動かす。「人とケータイが共有する全ての時間」という概念をプロダクトデザイン的観点ではなく、現代アート的な視点で解釈し完成された作品がアートエディションである。
いつも一緒にいるケータイを徹底的に自分好みに仕立て上げるのがいわゆる「デコ電」。ラインストーンなどでケータイを埋め尽くして、自分だけの1台に。マスプロダクトであるケータイは、こうしてユーザーの創造的行為により一品モノに生まれ変わる。人とケータイが共有している時間はどんなプロダクトよりも長いから、ケータイは、どんなプロダクトよりも自分だけのオリジナルにしたいという気持ちを引き起こす存在なのだ。愛おしい存在。愛はとこしえ。
アートエディションはアーティストによるいわば究極の「デコ電」だ。ケータイという大量生産品、マスプロダクトが、アーティストという「個」の力により変容する。アーティストの手によって「マス」から限りなく「個」に近い存在へと生まれ変わったケータイであるアートエディション。それはプロダクトデザインとは別次元の審美性で、私たちの心を動かす。「人とケータイが共有する全ての時間」という概念をプロダクトデザイン的観点ではなく、現代アート的な視点で解釈し完成された作品がアートエディションである。
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